日本人はフィジカルが弱いのでしょうか?

腰痛

「日本人はフィジカルが弱い。」この言葉は日本人が言い始めたのでしょうか。大谷選手や井上選手のような世界で活躍する選手が現れたのは時代が進んだからでしょうか。筋トレやプロテインのない時代になぜこんなことができたのか。世界最高の身体能力と言われた日本人が大切にしていたのは筋肉でなく『』です。

体の旧漢字は『體』と書きます。「骨身に染みる」「骨を惜しむ」などの言葉が数多くあるように、骨への意識が現代人とはまるで違いました。

筋肉は断裂などしても修復しますが、骨は元に戻ることがありません。こんなに大切な體の一部なのに、意識できている人は限りなく少ないです。

骨の意識が高まれば、筋肉が脱力し最低限の筋出力で力を生み出すことができます。

そのためスポーツや日常生活で疲労が溜りにくくなり、少ない力で最大限のパフォーマンスを発揮できるようになります。

また国民病と言われる「腰痛」や「肩こり」などの筋疲労が起きにくくなるため、現在不調を抱えている人の改善にも繋がっていきます。

時代から消されてしまった『骨』への意識を取り戻し、健康ランドに行列ができるような不調まみれの世の中から脱却していきましょう。